コロナ対策
第4波を抑え込み、正念場を乗り切る施策
令和3年4月21日に、第4波を抑え込むための施策および市民の皆さまへのご協力を市長(公務)として発表させていただきました。
【現状の問題点】
・猛威を振るう変異株、関西圏のように変異株が主流になる。
・一般的な感染防止策をとっていても、感染したと見受けられる事例もある。
・若者の感染が増加、若者の入院率も大きく増えている。
・名古屋を移動経路とする、東京、大阪で感染者が急増している。
・名古屋も増え続けると来週には病床が満床(85%)になる可能性もある。
※100床(10人×10日)
【施策とお願い】
①若者向けの感染抑制策。
・教育機関と連携。全小学生、中学生、高校生、大学生向けに感染防止策教育を行う。
・部活動での感染防止策の徹底。感染危険性の高い行動の自粛要請。友人との飲食、カラオケなど。
②高齢者施設、福祉施設でのクラスター防止の徹底。病床のひっ迫を防ぐ・従業員を介しての感染が多くある。厚労省の通知に従い、愛知県と調整。施設従業員の定期的なPCR検査を実施。施設が希望すれば最大1週間ごとに実施可能に。
・すべての施設でのPCR検査の実施を目指す。積極的に啓発。
※3月は全1,217施設で600施設ほどが実施した。
③病床数について
・4月1日から東部医療センターを自前で22床整備。
・市長自ら、医療機関にお願いをする。引き続き増床をめざす。
④ワクチン接種
・市職員を総動員。病院ともしっかり連携。早期に接種を終了させる。
・国や県に対して、大繁華街を有する都市に優先的な配布を働きかける。
【ワクチン接種の予約受付について】
・4月19日に75歳以上の高齢者へクーポンを郵送。
・集団接種予約枠16万5,780件に対し、1万9,113件の予約が入っている。予約率11.5%。
・予約開始後、WEB予約サイトにアクセスしにくい事象が発生。事業者に依頼して対応し、事象発生日の午後10時半ごろ改善。
・電話やWEBアクセスが集中すると、どうしてもつながりにくくなってしまい申し訳ございません。
・5月24日の週から始まる地域の医療機関での個別相談接種もぜひご検討ください。
・個別接種実施医療機関は、名古屋市公式ウェブサイトまたは厚労省の「コロナワクチンナビ」でご確認いただけます。
【最後に】
・感染症対策の基本をふまえた名古屋流。地を這う保健所の調査(積極的疫学調査)で抑え込み。
・約500名の保健所職員など、市職員一丸のていねいな聞き取りで健康状態をしっかりフォロー。
・名古屋市は人口当たりの感染者数は大都市比較少なさトップクラスを堅守。
・引き続きこの正念場を乗り切れるよう、市民の皆さまのご協力をお願い申し上げます。
減税日本代表・名古屋市長
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